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【報告】ニフティ 3days インターンシップに参加してきました

【はじめに】

題名にある通り、9/5~9/7に開催されたニフティのエンジニア向け3daysインターンシップに参加してきました。

今回はそのインターンシップのエントリーや、感想など書いていこうかなーと思います。

ニフティを始めとするIT系企業のインターンシップに興味のある方に有益な情報になれば幸いです。

自分と同じような境遇の人に対して、なにか還元できることはないかと考えた結果、ブログで記事にすることにしました。

 

【自己紹介】

とその前に、「お前誰だよ?」って話だと思うので、軽く自己紹介。

高専から大学3年次へ編入し、現在、某国立大学院の修士1年生で、情報工学を専攻しています。学部4年生の時には、約半年間の海外留学も経験しています。

留学の内容としては、現地の大学での研究が2割、IT企業でのインターンシップが8割って感じで、企業では外部から依頼されたWebアプリケーションのチーム開発を行っていました。新しい機能を作るというよりは、機能の拡張や改善がメインだったので、1から何かを作るという経験はできませんでしたし、今現在もそのような開発力はありません。(チーム開発の経験ができたのはとても良かったですし、逆に言えば、そんなスキルでもなんとかやっていけたので、ある程度の自身にはなりました)

また、大学の授業や研究活動においてもソフトウェア寄りの知識を学ぶ機会は少なく、IT系のエンジニアとしての知識・技量は無いと考えて頂いて良いかもしれません。

 

【3daysインターンシップの概要】

詳しくは、公式ページを見ていただければと思います。(2020年度採用のページなので、リンク切れてたらごめんなさい)

www.nifty.co.jp

簡単にまとめると、

てな感じで、長すぎず短すぎず、参加しやすいインターンシップだと感じます。

 

【選考について】

公式ページなどからエントリーを行うと、Web上のエントリーシートに記入する必要がありました。いわゆる普通のエントリーシートと同様の内容です。

また、ITスキルについてのアンケートがあるのですが、これが鬼門(笑)

スクロールするにつれ、聞いたこともないような技術がわんさか出てくるので、参加のハードルが自分の中で勝手に上がります。ただ、半分以上の項目で「経験無し」と書いた僕でも受かったので、安心してください(笑)。後々聞いてみると他の参加者も同じだったようなので、あまり悲観しなくても大丈夫だと思います。

また、倍率についてですが、社員の方のお話から予想すると、おそらく3倍程度だと思います。一回の開催が40人弱でしたので、80人程度が合格すると思われますが、遠方の方の場合、宿泊費の負担の関係上、倍率は高いと思われます。このあたりの数値はあくまでも私の予想なので、話半分で捉えてもらえればと思います。

 

【合格通知が来た】

エントリーシートなどの提出後、無事に合格通知が来た訳なんですが、実のところキャンセルしようと思ってました。

というのも、先程も述べたようにITスキルのアンケートで参加のハードルが爆上がりだったため、「絶対ついて行けないよー(泣)」という感じでした。

しかし、私を誘ってくれた同期が落選してしまい、流石に彼を差し置いて不参加は申し訳無さ過ぎるってことで、参加することに。

 

【事前課題について】

合格者にはインターンシップに向けて、事前課題が課されるのですが、ここでも僕の心が折れかけます(笑)

基本的なメッセージがSlackだったのです。私自身Slackは使ったことがあったのですが、「意識高すぎるー」っていうのが正直な感想でした。

実際の事前課題の内容については、開催年度によって変わるとは思うのですが

  • 開発に用いいるBitbucketやAmazon Developerのアカウント作成
  • チーム開発で用いるgitの環境構築

などでした。実際に事前課題をやってきていない参加者もいたので、あまり難しく考えずこなせば大丈夫だと感じました。また、gitについてあまり理解できなくても、当日になればサポートが有るのでなんとかなると思います。

また、Pythonを用いるということだったので、ドットインストールというサイトで、一通り勉強していきました。

 

インターンシップの内容】

いよいよインターンシップの当日になったわけなんですが、まず驚いたのが会社の立地や環境。新宿の高層ビル街に位置し、社屋もメチャメチャ綺麗。ホールでは誰がいるわけでも無いのに自社サービスのプロモーション映像が流れているし、セキュリティも万全。執務エリアも開放感がありましたし、人をダメにするソファなんかも置いてあったりしていて、まさに理想の職場環境でした。

参加者は想定よりも、かなり多岐に渡っていた印象です。私と同じ修士1年生は2割程度。学部2、3年生や高専4年生などがほとんどでした。2割程度が文系だったので、普段理系の学生としか絡んでいない私にとって、とても刺激的でした。

 

インターンシップついては深く掘り下げませんが、軽く列挙していくと

  • 1グループ5人ぐらい
  • 学年や経験など、バランス良く別れていた
  • 実際に行ったのは、Amazon Echoを用いたアプリケーション開発
  • 1日目は会社説明や見学、お試しの開発など、軽めのスケジュール
  • 2日目はガッツリ開発。とは言っても、ブラウザ上のGUIでの設定などもあったので、実際にコードを書くという作業は思っていたほど多くは無かったです
  • 3日目は開発と最終発表の資料作り。終了後には立食の懇親会がありました
  • ニフティの社員の方は皆とても親切で、場を和ませようという優しさで溢れていました。実際に笑いの起こる、素敵な職場だなあと感じました
  • 最後に記念のTシャツをいただきました
  • お昼ご飯は、日替わりで美味しいお弁当f:id:KiZ:20180909145308j:plain
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 【所感】

 「いやー、なんだかんだ行ってよかった」

というのが一番の感想です。行く前は「絶対ついて行けねー、凄いヤツばっかりだろうなー」と、悲観的な感情しか無かった私なんですが、3日間という短い間にこんなにも感情が変わるんですね(笑)

 というのも、まず自分が修士1年ということもあって、大体の参加者が同年代だろうなーと思っていたんです。しかしよく考えたら、学部や高専の学生も募集しているのですから、学部や学年に限らず、色々な参加者がいるのは当たり前ですね。自分の中でハードル上げ過ぎてました。そんな中でも、年下なのにしっかりしている人や、コードをバリバリ書ける人、皆それぞれ個性があって、とても刺激になりました。また、そんな自分が最高学年であるグループワークの中で、自分の立ち位置や強みというのもより一層理解できたような気がします。

 

【大学院で学ぶということ】

今回のインターンの中で一番大きかったのは「自分が修士に進んで良かった」ということに気づけた事です。今回のインターンシップでの私は、コードをバリバリ書く役割ではありませんでした。開発作業を行わなかったわけではありませんが、どちらかと言えば、チーム全体を見渡しながら、企画の本質からそれないような舵取りをするリーダーとしての役割に徹したつもりです。また、最終発表の資料作成や話し合いの中でも、中心となれたと思います。最終発表の結果、アイデア賞をいただくことができ、自分の中でも1つ自信になりました。また、最終発表を聞いてくださった取締役の方からも、6チーム中唯一

  • コンセプトの本質がブレず、ハッキリしている点
  • 発表資料が簡潔かつ作り込まれている点 など

について褒めていただくことができ、本当に嬉しく思いました。

また、懇親会でお話した修士の学生が「あの資料が映し出された瞬間、良い意味でヤバイ、負けると思った」という感想を言ってくれたので、やっぱり分かる人には分かるんだなーと思いました。

誤解を恐れずに言わせていただくと、他のチームの発表資料は「作り込みが甘いな」というものが多かった印象です。発表資料の重要性というのは、日頃の研究活動の中で特に意識しているポイントなので、その点で差を付けられたのは本当に嬉しいです。

また、そのような環境に身を置ける事は、大学院で学ぶ大きなメリットであると再認識できました。学部卒と修士卒では2年の差があります。その2年でエンジニアとしての腕を磨くことも1つの道であることは理解できますが、研究活動を通して得られるものはそれ以上であると私個人的には強く思いますし、実感しました。

 

【最後に】

ここまで長々と書いて来ましたが、結局何が言いたいかというと、

「まずはチャレンジする事が大事」

ってことです。

私も今回インターンシップに参加してみて「何事もやってみれば何とかなる」ってことを再認識しました。

恐らく、この記事を見ている人はインターンシップの参加について迷っている人ばかりだと思うので、そういう人の背中を少しでも押せたら嬉しいです。

今回、社員の方たちからは会社や業界についてなど、今後の就職活動に有益な情報を沢山聞かせていただきました。本当にありがとうございました。本当に素敵な職場でした。

 

それでは。